
そのウォシュレット、本当に設備?「残置物」と「設備」の違いに要注意!
「お部屋に綺麗なウォシュレットが付いていたから決めたのに、入居後すぐに壊れて自腹で修理することになった…」そんな悲しいトラブルが実は賃貸で後を絶ちません。結論からお伝えすると、お部屋にあるアイテムが大家さんの用意した「設備」なのか、前の入居者が置いていった「残置物(ざんちぶつ)」なのかによって、故障時の修理義務や費用負担が180度変わります。この記事を読めば、契約前に見分ける実践ポイントやトラブルを防ぐコツがしっかり分かります。契約後の「こんなはずじゃなかった!」をゼロにして、納得のいくお部屋探しを一緒に進めましょう!

なぜなら「設備」とは、大家さんが賃貸借契約に基づいて借主へ提供する義務を負っているものだからです。通常使用による自然故障であれば、修理代や交換費用は原則として大家さんが負担してくれます。一方で「残置物」とは、前の入居者が退去時に置いていった私物であり、大家さんにはメンテナンスや修理の責任が一切ありません。
例えば、入居してわずか1ヶ月でウォシュレットから水漏れが起きたとします。これが正式な設備であれば管理会社へ電話一本で無償交換してもらえます。しかし残置物だった場合、修理するのも自腹、買い替えるのも自腹、撤去処分する費用すら自己負担になってしまうのです。ウォシュレットの交換には本体代と工事費で数万円単位の出費がかかります。
そのため、内見時に「ラッキー!温水洗浄便座が付いている!」と見た目だけで喜んでしまうのは非常に危険です。まずはそのアイテムの法的な扱いがどちらなのかを正確に把握することが、失敗しない部屋探しの第一歩となります。
ポータルサイトや不動産屋のマイソク(募集図面)には、見栄えを良くするために設備欄へ記載されているように見えても、端の小さな備考欄に「※温水洗浄便座は残置物扱い」と書かれているケースが珍しくありません。また、契約直前に行われる重要事項説明の書類には、設備の有無を丸印で記載する一覧表が存在します。ここに記載がない、あるいは特記事項に残置物と明記されている場合、法的な修理義務はすべて免責されてしまいます。
実際に私たちMy賃貸でも、他社様でお部屋を借りられたお客様から「図面に温水洗浄便座と書いてあったのに、契約書を見たら残置物になっていて修理してもらえなかった」というご相談をよくいただきます。エアコンや照明、ガスコンロも同様の事例が多発する代表格です。
契約書にサインをして捺印した後に「知らなかった」と主張しても覆すことは困難です。物件図面を見た段階で、少しでも気になるアイテムがあれば「これは正式な設備ですか?それとも残置物ですか?」と担当者に直球で確認しましょう。
その3つのポイントとは、「型番と製造年の確認」、「退去時の撤去ルールの取り決め」、そして「入居前交渉」です。残置物は前入居者が何年間使用していたか分からないため、経年劣化のリスクが潜んでいます。また、退去時に自分が置いていくわけにはいかないため、原状回復の責任範囲を事前確定させておく必要があります。
具体的には、内見時にウォシュレットのフタの裏や側面に貼られているラベルを見て、製造年をメモまたは写真撮影してください。もし10年以上経過している古い型番なら、入居後すぐに壊れるリスクが高いと言えます。そして契約前には「もし壊れた場合、勝手に処分して新しいものに取り替えてよいか」「退去時に撤去費用を請求されないか」を書面やメールに残してもらいます。さらに、どうしても設備化してほしい場合は「家賃そのままで設備扱いに変更、または新品交換してもらえないか」をダメ元で家主側に交渉してみる価値があります。
こうした事前の確認と交渉を行うだけで、入居後の突然のトラブルや予期せぬ数万円の出費を確実に防ぐことができます。
【残置物のメリット】
- 初期費用を大幅に節約できる:自分で買い揃えると数万円するウォシュレットやエアコンを最初からそのまま使えるため、引越し当初の出費をぐっと抑えられます。
- 気に入らなければ自由に取り替えやすい:設備ではないため、大家さんの承諾を得ておけば、自分好みの高機能な最新型へ比較的スムーズに交換が可能です。
- 相場より家賃が割安な場合がある:大家さんが設備維持コストを抑えている分、周辺の類似物件よりも家賃が少し安く設定されていることがあります。
- 故障時の修理・交換費用が全額自己負担:壊れても大家さんは直してくれません。ただし、使わないならそのまま放置して普通の便座として過ごす選択もできますし、事前に状態の良し悪しを見極めればリスクは最小限に抑えられます。
- 前の住人の使用感が気になる場合がある:衛生面が心配な方もいらっしゃいますが、専門業者による入居前ハウスクリーニングでしっかり除菌・清掃されていることがほとんどですので過度な心配はいりません。
不動産の契約書や重要事項説明書は専門用語が多く、一般の方が隅々まで完璧に読み解くのは本当に大変です。だからこそ、物件のメリットばかりをアピールするのではなく、残置物の有無や故障リスクといった不都合なデメリットまで包み隠さず正直に教えてくれる不動産会社を選ぶことが何より大切になります。
私たちMy賃貸からのお客様目線のアドバイスとして、内見時に少しでも「これって古いかも?」「前の人の残していったものかな?」と感じたら、遠慮なく担当スタッフに質問をぶつけてみてください。事前に「故障時はどうするか」のルールを取り決めておくだけで、新生活の安心感は段違いにアップします。
私たちMy賃貸は、お客様が後悔のない素敵なお部屋に出会えるよう、どんな小さな疑問や不安にも誠心誠意お応えします!
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