
入居したら家具を置く前に写真・動画を撮って!退去時に自分を守る重要な証拠
念願の新生活がスタートする引っ越し当日、鍵を受け取ってワクワクしながら荷解きを始めたくなりますよね。しかし、荷物を運び込む前に「部屋全体の写真と動画を撮影すること」を絶対に忘れてはいけません。
賃貸契約で最もトラブルに発展しやすいのが、退去時の「原状回復費用の精算」です。入居前からついていた床のキズやクロスの染みであっても、証明できなければ「あなたがつけた傷」として修繕費を請求されてしまうケースが珍しくありません。
荷物を搬入する前のほんの15分、スマホで部屋の隅々を記録しておくだけで、退去時の余計な出費やストレスを未然に防ぎ、大切な敷金をしっかり守ることができます。今回はデメリットやリスクも包み隠さずお話しする私たちMy賃貸が、トラブルを防ぐ確実な撮影術とチェックポイントを分かりやすくお届けします!

なぜなら、賃貸物件における原状回復のルールでは「入居前からあった破損や汚損の修繕義務は借主にはない」と国土交通省のガイドラインでも明確に定められているからです。しかし、退去時に「最初からあった」と口頭で主張しても、証拠となる写真や動画がなければ不動産会社や大家さんを納得させることは極めて困難になります。
例えば、前の入居者がつけたフローリングの凹みや壁紙の引っかき傷があったとします。荷物を置いた後に撮影してしまうと、「引っ越し業者の搬入時についた傷ではないか」と疑われてしまうリスクが生じます。だからこそ、引っ越しトラックから荷物を降ろす前の数十分間に、部屋全体のパノラマ動画と各所の静止画をしっかりと残しておくことが大切です。
証拠さえ確実に手元にあれば、退去時の立ち会いで理不尽な請求を突きつけられる心配はありません。鍵を受け取ったらまずは深呼吸してカメラを起動することが、将来の自分を守る最大の防壁となります。
退去立ち会いのプロである管理会社は、通常使用による摩耗(経年劣化)と入居者の過失による破損を極めて細かく区別してチェックします。特にトラブルに発展しやすい箇所は、日常生活で水や熱、衝撃が加わりやすいデリケートな設備まわりに集中しているためです。
具体的には、以下のエリアを必ずカメラに収めましょう。
1. 水回り(キッチン・浴室・洗面台・トイレ):シンク内の傷、排水口の錆、鏡のウロコ汚れ、ゴムパッキンのカビ残りなど。
2. 建具と床の隙間:クローゼットやドアの蝶番の緩み、巾木(はばき)の剥がれ、サッシまわりの結露跡。
3. エアコンと換気扇:本体カバーの黄ばみ、羽根の破損、動作音の異音(動画で音声を記録するのが効果的)。
4. 床やクロスの日焼け跡:前の入居者の家具配置によるクッションフロアの凹みや色褪せ。
傷や汚れをアップで1枚撮影したら、必ず「部屋のどの位置にあるのか」が分かるように引きの全体写真もセットで撮影するのがプロ直伝の鉄則です。
スマートフォンで撮影した写真には「Exif(イグジフ)データ」と呼ばれる撮影日時や位置情報が自動的に記録されますが、機種変更やアプリ経由の保存によって日時データが消失してしまうトラブルがあるためです。客観的な日時の証明力を盤石にしておくことが、退去時の最強の盾になります。
確実な証拠化のための実践ステップは次の通りです。
・新聞やスマホ画面の日時を一緒に写し込む:当日の日付が分かるものを写真の片隅に置いて撮影すると改ざんを疑われません。
・専用クラウドにフォルダを作成:Googleドライブなどのクラウドストレージに「物件名_入居時記録」としてバックアップを作成します。
・入居時チェックシートを期限内に提出:契約時に渡される現況確認表に傷の箇所を細かく記載し、コピーまたは写真を取って手元に控えを残した上で管理会社へ郵送・提出します。目立つ不具合はメール等で写真を添付して送信しておくと、双方に記録が残り完璧です。
ここまで徹底しておけば、万が一数年後の退去時に担当者が変わっていたとしても、ぐうの音も出ない完全な証拠として効力を発揮します。
【メリット】
- 退去時の不当請求を完全にブロック:身に覚えのない傷や汚れの修繕費用負担を法的に回避できます。
- 敷金がしっかり手元に戻ってくる:敷金精算での不透明な差し引きを防止し、返還額を最大化できます。
- 精神的な安心感を持って生活できる:「退去時に怒られたらどうしよう」という不安を抱えずに済みます。
- 引っ越し当日の作業時間が少し削られる:搬入前に15〜30分程度の点検時間が必要になります。(※引っ越し業者さんが到着する前の時間帯に鍵を受け取って作業を済ませておけば、作業が滞る心配も一切ありません!)
- スマートフォンのストレージ容量を消費する:高画質の写真や長時間の動画は容量を圧迫します。(※撮影完了後に無料のクラウドサービスへ移してしまえば、スマホ本体の容量を圧迫することなくスマートに管理できます!)
賃貸住宅は「借り物」だからこそ、最初からあった傷と自分がつけた傷の境界線を明確にしておくことが、お互いにとって気持ちの良い取引につながります。私たちMy賃貸でも、契約時や入居時に「気になる箇所があったらすぐに写メを送ってくださいね!」とお伝えしています。入居者様が不利な条件で退去費用を請求されることがないよう、誠実な情報開示を何よりも大切にしているからです。
お部屋探しの段階から退去時の注意点まで、疑問や不安があればいつでも頼ってください。納得のいくお部屋探しを一緒に成功させましょう!
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